発表!「わらしべ会フォトコンテスト2020」優秀作品賞

わらしべ会フォトコンテスト2020の優秀作品が決まりました。優秀作品と撮影者は以下のとおりです。

※(優秀作品を撮影した職員へ)

優秀作品を撮影した職員は、本日中(12月9日)に本部に連絡し、副賞受け取りの説明を受けること。本日中に連絡のない場合、副賞受け取りの権利は(ひょっとしたら)自動的に消滅かもしれないので注意すること。

 

【優秀作品】

優秀作品には、賞状とオスカー像、副賞が送られます。

・(撮影:ホームヘルプ・道苗さん)

 他法人の通所施設のスタッフと合同で利用者ご本人宅の天井走行リフトの研修をしたそうです。写真では男性職員がリフトを体験しています。利用者本人を真ん中にして、彼の生活を支えるスタッフの意見を出し合う声が聞こえてきそうな1枚です。じっと見ていると自分がその場にいるような気さえしてきます。生活支援の様子が伝わりました。

 

 

・(撮影:わらしべ園・近藤さん)

車いすの女性のなんともいえない彼女らしい表情。注目してほしい被写体を真ん中に置くことで、その表情がまず目に留まる構図になっています。周りを見ると馬のほうも興味深げ、女性職員の優しい視線、馬担当スタッフの談笑、後ろの人たちの和やかな光景。いい天気の穏やかな午後の時間が感じられます。

 

 

・(撮影:アトラクト・豊福さん)

 アトラクトで作業する利用者の一連の写真に対して授与。まとめてみるといろいろな作業をしていることが分かります。集中して細かい作業をしていることも分かります。就労場面を伝えるいい作品群でした。

 

 

・(撮影:第二わらしべ園・白井さん)

 「この人、本読むんだぁ」という第一印象。文字を読んでいるかどうかは別として、ともかく彼女は本を楽しんでいます。支援現場に行かないと分からないことがたくさんあります。まめに現場に顔を出そうと思いました。机の斜めから撮っていること、光がその方向から射していることが表情を際立たせています。

 

 

【佳作】

優秀作品には届きませんでしたが、こちらもすばらしい作品ぞろいでした。撮影者には賞状が贈られます。

 

・(撮影:グループホーム・市川さん)

 コロナ禍で何もできなかった今年の夏。グループホームの前で花火をしたことが数少ない楽しみだったのでしょう。花火の炎、夕暮れの背景色、暗い街並み…色のコントラストが抜群。

 

 

 

・(撮影:相談支援)

 調理実習の時間。この参加者は「焼かれているじゃがいもの気持ち」を考えながら見つめていたそうです。じゃがいもの気持ち??・・・じっとこの写真をながめていると、「じゃがいも話しかけている」ようにも見えてきます。想像がかきたてられる作品です。

 

 

・(撮影:村野わらしべ・藤田さん)

 収穫したばかりの枝豆を見ながら何やら男性利用者と女性職員が話をしています。のどかな作業の一日をうまくとらえています。

 

 

・(撮影:Haruかぐまち・宇津木さん)

 ボランティアでマジックをしに来てくれる人がいます。ただし見ているほうの協力的な態度が必要。テレビで見るようなテーブルマジックの緊張感はありません。後ろの参加者のそれぞれの細かい表情がその微妙な雰囲気を表現しています。

 

以上です。コロナ禍でこれと言った行事ができなかった今年ですが、その分日常を写したいい写真が集まりました。来年もわらしべ会は「わたしたち(職員)が社会に伝えたいこと」をテーマにわらしべ会フォトコンテストを実施します。

 

令和2年12月9日

わらしべ会理事長 辻 和也

 

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